令和5年11月 150トンプレス機のエアー漏れを修理しました
150トンプレス機のクラッチ・ブレーキの電磁弁のエアー漏れを修理しました。この機械も29年前に購入したもので今でも現役で働いてくれています。機械に多少の無理をさせての加工もしており、今回も計算上で140トン近い加圧をかけて生産しましたが突如エアー漏れが生じました。
エアー漏れの位置を確認してすぐに修理を依頼しました。現状ではパーツや部品の欠品が多く、運が悪いと年単位の時間がかかることもあります。修理業者や加工業者がとてもやりづらい状況が続く中、運を左右するのはやはり判断と行動力だと思います。
今回も残り一点の在庫があり即日修理ができたので安心しました。昨日まで動いていた機械が翌日動かないことが不思議になることもありますが、産業用機械とはそういうものであり、そのリスクを常に考え日々の生産をしていきます。
今回は機械の異変にすぐに気がついた社員さんが有能だと感心しました。目の前のワークに集中すると同時に目と鼻と耳を使い異変に気付くことは簡単ではありません。社員さん全員の感覚を磨き、すぐ気づきすぐ行動に移せることが運を呼ぶ作業に繋がっていくと感じました。